ニキビを治すための方法はいくつかありますが、その中でもアダパレンという成分が配合された治療薬を使うのも良い選択です。
アダパレンは薬用作用により毛穴の皮脂のつまりを改善し、皮脂の通りを良くすることでニキビをできにくくする効果が期待できます。
繰り返してできるニキビに特に効果を発揮します。

ニキビができる原因は、毛穴に皮脂が詰まることです。
皮膚の皮脂を分泌する皮脂腺は毛穴にあり、皮脂は毛穴から皮膚の表面に分泌されています。
ニキビは皮脂の盛んで毛穴の出口が詰まることが要因になり、毛穴が詰まることで皮脂が外に排出されないため、毛穴に皮脂が溜まってしまいます。
溜まった皮脂にアクネ菌などニキビの原因菌が増殖して炎症を起こしてニキビができます。

アダパレンは、毛穴に詰まった皮脂によりアクネ菌が増殖して炎症を起こした状態のニキビに、皮脂を排出しやすくすることで効くジェルです。
初期のうちに治療をすることで炎症を起こした赤ニキビを減らして、炎症の強い状態への進行を防ぐことができます。

アダパレンのジェルは、使い始めてから1~3週間で肌に赤みやカサカサした状態になることがありますが、その場合は医師に相談します。
朝起きて塗った部分がカサカサしている場合には保湿剤を使用します。

アダパレンは皮膚科で保険の範囲内で治療が可能なので比較的安くニキビ治療をすることができるのも魅力です。
ニキビが治っても再度できてしまうこともありますが、実は20~30%程度の毛穴には見えない程度の毛穴の詰まりがあると言われています。
ニキビが治っても、できやすい部分には塗り続けることで予防することもできたり、ニキビが治っても跡になっている部分に塗ることで多少良くすることが期待できます。

治療効果がでるまで2~3ヵ月程度は必要になり、使い始めは皮膚の赤みやカサカサするなどの副作用もあります。
塗り続けることで赤みなどは減ってくることが殆どなので、我慢できない場合には医師に相談し、我慢できる程度であれば自己判断で止めることはせずに、量や回数などを減らして続けることも必要です。

日本ではディフェリン名で販売されているアダフェリン

欧米ではアダフェリンという名前で知られているアダパレンですが、日本ではアダフェリンではなくディフェリン名で販売されています。
ディフェリンジェルは、2008年に皮膚科の新しい塗り薬や外用薬のニキビ治療薬で認可されました。

ディフェリンはジェルで、アダパレンが0.1%含まれているニキビ治療薬です。
従来では保険治療として皮膚科で処方されていた治療薬は、殺菌して炎症を抑えることが特徴的でした。
しかしディフェリンは従来の治療薬にはなかったニキビの原因となっている過剰な皮脂の分泌による毛穴の詰まりを、皮脂を排出して取り除く効果が期待できます。

アダフェリンは基本的にはニキビ治療薬として処方されますが、軽いピーリング効果も期待できるため、軽い感じの毛穴の黒ずみなどにも効果があります。
ただし、保険治療としての処方で毛穴の黒ずみ解消のための処方は不可となっています。

アダフェリンには副作用もあります。
具体的な症状には赤み、乾燥、ぴりぴり感や痒みなどです。
副作用と言っても、これは治療中にストレスを感じたために現れる症状でもあります。
この症状を我慢できずに勝手に使用を止めてしまい、市販のニキビ薬や化粧品などを使ったあり、エステの施術をすることは治るものも治らなくなってしまいます。

日本ではディフェリンという名称のニキビ治療薬で、最も効果的な薬で知られています。
副作用がでた場合に医師に相談することは必要ですが、副作用の状態を乗り越えることでにきびを克服できることもあるので、不安がある場合には自分で判断して止めるようなことはせずに、医師に相談すると良いです。
アダフェリンを使った治療では赤みや乾燥などは副作用としてあらわれるものです。
治すという目的の手前では通らなければならない道でもあるので、医師の指示に従って治療を進めることが良い選択になります。